11月3日 COCORO保育園の職員親睦会がありました。
新型コロナウィルス感染症のため5年間ぶりの開催でした。
親睦会開催の前には、COCOROのコーチングのトレーナーである株式会社サイタコーディネーションの江藤真規氏の研修会を開催しました。保育グループの全体研修会も久しぶりでした。
江藤さんは、2019年からコーチングのトレーナーとして、新採用職員の研修、2年目から順次行っているグループコーチング、個別コーチングで関わっていただいています。
各園をそれぞれ担当している園長よりも全体の職員との関係が深く、講演の内容にも共感性が高いです。
今回の講演内容は、「アンコンシャスバイアス」、ちょっと難しい題名ですが、「無意識の思い込み」と訳され、誰かと話すときや接するときに、これまでに経験したことや、見聞きしたことに照らし合わせて、「この人は○○だからこうだろう」「ふつう○○だからこうだろう」というように、あらゆるものを「自分なりに解釈する」という脳の機能によって引き起こされるものですから、日常の生活・仕事の中で意識しましょうという話しでした。
親睦会は、総勢171人、いつもこんなにたくさんの職員がいるんだ・・・と驚きますが、5年間開催していない間にも新しい園を開設していますから、さらに・・でした。
懇親会では、理事長でございますと座っているのではなく、各テーブルを回って話しをするようにしていますが、今回は全部を回りきれず・・・、少し申し訳なかったです。
コロナ前の親睦会では、次の年に採用予定の新採用の職員さんも招待しており、また、各園の職員紹介もありましたから、職員にも私の顔を知ってもらえていたのですが、コロナの間は保育園に行くと、初めて会う職員も多く、勝手にテンキーを押して入ると、不審者扱いの場合もあり・・・、「怪しい者ではない」とか言い訳してましたが、それが一番怪しいんですが・・・、これで少しは顔を覚えてもらえたので安心です。
各保育園は、職員と保護者、子どもたちの場であり、みんなが主体的であればいいと考えていて、私のことや法人のことを特に意識してもらう必要はありませんといつも伝えています。
岡山県下にもたくさんの拠点があり、親睦会のお誘いをいただくのですが、さすがに全ては参加できず、失礼ばかりしておりますことを心苦しく思っています。
繰り返しになりますが、各拠点施設は、職員と利用者、ご家族の場ですから、私のことなど気にせずに、のびのび仕事をしていただけたらと思っています。
ただし、いつも感謝してますよ、ありがとうございます。
2024年11月
社会福祉法人 鶯園
理事長 小林 和彦