4月に鶴山公園のお花見に招待したのお礼にと飯田市の友人に誘われて、4月26、27日、飯田市の隣、阿智村にある昼神温泉に花桃を見に行きました。
恵那山トンネルを抜けた園原インターチェンジを下りると「はなもも街道」です。満開の花桃が出迎えてくれました。昼神温泉の周辺、信濃比叡というお寺、その奥の花桃の里・・・。何万本という花桃・・・、まさに桃源郷です。
同じ木に赤、白、ピンクの花をつける三色花桃という種類とのこと、色鮮やかでただただ圧倒されました。こんなにきれいなところがあるのか・・・という感動レベルです。
津山市民にとっては鶴山公園の石垣を背景にして咲く桜の見事さは自慢ですが、ここの花桃はすごいのひと言・・・
昼神温泉は残念なことにアクセスが悪く、JR中央線で名古屋駅から中津川駅まで行き、そこでレンタカーを借りての観光になります。
雪をかぶった南アルプスが遠望でき、標高3,000mの木曽駒ヶ岳にあがれるロープウェイ、妻籠馬籠の宿場、高遠城趾と周辺には見どころも多く、温泉、信州蕎麦ですから、一度出掛けてみてはいかがでしょうか。
昼神温泉は、恵那山トンネルを掘っているときに温泉が湧き、今年で50年です。
半世紀に渡り、これだけの花桃を植え、大事に守ってきている地元の方々の思いが伝わる光景でした。
本当は内緒にしておきたいのですが・・・、行く価値ありです。
追記
このブログには、写真を載せたことがないのですが、この写真は、信濃比叡というお寺の奥の「駒つなぎの桜」です。源義経が金売りの吉次につれられて奥州平泉に落ち延びる途中に馬を繋いだという言い伝えの桜です。本当は、この棚田に桜が映るのですが、一面の花びら・・・、この時期の信州は、桜も咲いていますから、もう一度桜に出会えて得した気分になれます。
2025年5月8日
社会福祉法人 鶯園
理事長 小林 和彦