理事長ブログ

社会福祉法人桑の実会創立50周年記念式典

7月5日に、社会福祉法人桑の実会の創立50周年記念式典にご招待いただきました。

社会福祉法人桑の実会の法人本部は所沢市にあり、埼玉県、東京都、神奈川県で広く事業を展開されている大きな法人です。この法人の前理事長で現会長の桑原 哲也さんは、平成元年から続いている私的な勉強会でともに学び、将来を見据えて新しい事業に取り組んできた戦友です。

私は、感情が表に出るタイプで、次に何をしたいのか、何を考えているのかを言葉にして動きますが、桑原さんは穏やかです。内に闘志を秘めながらも、表に出さずに動かれます。
それでも、お互いに同じ視点でともに結果は出してきましたから、「この人は穏やかで、まったく私と違うように見えるけど、中身は一緒やで」と、よく冗談のネタにして笑い合いました。5年前に理事長職を最も信頼できる部下であった濱野 賢一さんに譲り、現在は幹部職員の合議で運営されていますが、今でも温かいまなざしで、鋭い指摘をされておられます。

濱野理事長と桑原会長の出会いは、今からちょうど35年前、濱野さんが高校生の頃にさかのぼります。進路を考えていた濱野さんに桑原さんが「介護老人保健施設が増え、治療を終えた方々のリハビリが重要な時代が来ているのに、理学療法士(PT)が不足している。PTを目指してみてはどうか」と話したことがきっかけで、濱野さんはPTを目指しました。その後、いろいろな医療現場で経験を重ねますが、桑原会長は「いずれ自分の法人に来てほしい」と熱心に伝え続けました。そして出会いから16年後、桑の実会に入職し、施設長、事業部長、専務理事として桑原さんを支え、現在に至っています。

お二人の絆の深さを長年そばで見てきました。私にもたくさんの出会いがありますが、その関係は、うらやましいかぎりです。

私はあまり人を褒めないですが、濱野理事長は、私の周りにいる若手の中ではピカイチです。理事長になられてからの規模拡大、新しい取り組み、定着率の向上など数字に表れていますね。

添付は、桑の実会創立50周年記念式典の濱野理事長のあいさつをまとめたパワーポイントです。このブログを読まれている社会福祉法人関係者の皆さまには、ぜひご覧いただきたいと思います。

添付資料:50周年式典 理事長挨拶

そして、自法人とどこが違うのか、規模だけでなく、居住支援をはじめとするさまざまな取り組みをご覧いただければと思います。桑の実会は、自衛隊基地内で保育所も運営されています。福祉・介護・保育だけでなく国防にも貢献されています。
これだけ広域で大規模に事業展開をされていながら、離職率は非常に低いです。この数字一つを見ても法人運営がうまくいっていることが伝わります。

記念式典で講演をされた一般社団法人未来研究所臥龍 代表理事の香取 照幸さん(元厚生労働省年金局長、元アゼルバイジャン大使)が、1990年に埼玉県生活福祉部老人福祉課長に出向された時、県庁職員から「埼玉県内にある優れた特別養護老人ホームの一つ」と伝えられた施設が、1987年に開設された桑の実会の特別養護老人ホーム 康寿園であったと話されていました。

それから30数年が過ぎても優れた法人であり続けている役職員の皆さまの努力に敬意を表したいと思います。当法人の職員は、このようなお手本から学べる機会があるのですから、教えを請い、学び、切磋琢磨して頑張らないといけないですね。

追記
私の尊敬する先輩であった中辻さん、鹿毛さんが亡くなられて10年以上になります。
お二人が亡くなった時、追いかける背中をなくした喪失感に包まれました。後ろを振り返っても後輩たちの姿は見えず、すごく孤独であったことを思い出します。
今は、振り向けば桑の実会さんの姿があります。事業の適正化や効率化、撤退戦を考えている当法人の現状では、いずれ規模も追い抜かれる日が来るのでしょう。

桑の実会の役職員の皆さまのさらなる飛躍を祈念いたします。

2026年8月
社会福祉法人 鶯園
理事長 小林 和彦

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