7月10日、サラ・ブライトマンのコンサートに行きました。
会場は大阪中之島のグランキューブ大阪です。
彼女の大阪公演に行くのは2度目です。
1回目は、「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」がヒットした頃ですから、20年以上前でしょうか。
サラ・ブライトマンの歌声は、とっても良かったです。
特に「ファントム・オブ・ジ・オペラ」。
これを聴きたくて行ったので。
「オペラ座の怪人」の舞台が目に浮かびました。
サラ・ブライトマンは好きな歌い手さんです。
彼女の歌を初めて聴いたのは、40年前にさかのぼります。
サラ・ブライトマン・・・、もう知らない人の方が多いのでしょうか・・・
NHK紅白歌合戦には何度も出演しているので、「見たことがある」という方もいらっしゃるかもしれません。
1996年には、イタリアを代表するテノール歌手であるアンドレア・ボチェッリとのデュエット「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が大ヒットしたので、この歌は聴いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
NHKで放送された「坂の上の雲」のテーマ曲「Stand Alone」も彼女の声です。
『坂の上の雲』は、2009年11月29日から2011年12月25日まで足掛け3年にわたって放送されましたから、印象に残っている方もいらっしゃるでしょう。
彼女は、ミュージカル出身のソプラノ歌手です。
彼女の歌声は、「神に選ばれた」と言われるほど、ヴォイスレンジが広く、あでやかで、オペラ歌手のように力強く・・・、文書にするのは難しいので、ネットの動画でお聴きください。
お勧めは、「スカボロー・フェア」か「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」です。
サラ・ブライトマンを有名にしたのは、1986年初演のロンドンのミュージカル「オペラ座の怪人」のヒロイン、クリスティーヌ・ダーエ役を演じたことです。
サー・アンドリュー・ロイド・ウェバーが、当時妻であった彼女のために作品を書いたと言われています。
実は、ロンドンで彼女の舞台を見たことがあります。
1986年、真冬のロンドンで「オペラ座の怪人」のチケットを手に入れて・・・
連日の完売の超人気公演で、プラチナチケットでした。
今となっては、ミュージカル好きの方にはちょっとうらやましがられる、ぜいたくな思い出です。
追記
連日完売だった、その舞台のチケット、どうやって手に入れたと思いますか?
ロンドンらしい寒い寒い夜でした。
どうしても見たくて、ウエストエンドの劇場の前の路上で、「ファントム・・・、ファントム・・・」と観光客に声を掛けていた、怪しいチケット屋から買ったのです。
英語はろくに話せないのですが、「HOW MUCH」くらいは言えましたから・・・
2025年7月30日
社会福祉法人 鶯園
理事長 小林 和彦