2024年度から3年間の継続実施で「中堅職員研修」を行います。
対象職員は、岡山県下の法人施設の35歳から45歳の中堅職員30人。
2チーム15人ずつに分けての開催です。5/20~21、5/27~28で研修がスタートしました。
(施策の全体概要は添付資料の通り)
中堅職員研修:3カ年計画の目的は、
➢ 中堅職員に求められる〝機能=役割〟を確認・再確認する
➢ 自職場における自身への〝期待役割〟を再確認し、〝成長課題〟を洗い出す
➢ 成長課題への取り組みの〝成果〟を点検し、再現性を高める
人材育成こそ法人経営にとって最大の資源開発であると思っています。
職員の育成・教育に取り組もうとしたのは、1997(平成9)年に神戸市で事業を始めるに当たり、「新しい発想で事業を始めるには何が必要か」「たぶんマネジメントなんだろう」「大企業と呼ばれるような会社はどうしているのだろう」と考えていたからです。
「福祉の世界で経営?」「マネジメントって何?」という時代です。
マネジメントについて誰かに教えてもらいたいと考えていた時期に出会ったのが、人材育成・教育研修会社の故 吉岡 環氏です。
どんなテーマの研修で、いつだったのかも忘れましたが、全社協のロフォス湘南で研修を受け、もう何の話だったかも覚えていないのですが、終了後に講師にさらに詳しく話を聞きたいと伝えたところ、その講師は東京支店の方だったのですが、大阪支店に連絡してくれて、やってきたのが吉岡君だった・・・みたいな出会いでした。
その後、30年この中堅研修は継続しています。
当法人の骨格をなすものと呼べるかもしれません。
人は育つものですが、育てるために仕掛けが必要で、時間もかかります。
今回の研修に参加した職員たちが、中堅職員に求められる〝機能=役割〟を理解・確認し、自職場における自身への〝期待役割〟を再確認し、〝成長課題〟を洗い出し、成長課題への取り組みの〝成果〟を点検し、再現性を高め、そして、将来の幹部職員となってくれることに期待しています。
2024年7月
社会福祉法人 鶯園
理事長 小林 和彦